お問い合わせ

研究開発の実習を通し、
自社のR&Dを加速させる
研究技術プログラム​

ABOUT 研究技術プログラムとは?

研究技術プログラムは、企業でR&Dなど研究開発に関わる方を対象に、
OISTでの半年間の実習を通して、研究開発力の向上や新しい取り組みの
きっかけ作りを目指すプログラムです。
以下の9つのテーマがあり、詳細な実習内容は担当教員と相談の上で決定します。

CURRICULUM 2025年度カリキュラム

技術シーズ開発プログラム1
量子ダイナミクスと制御

量子システム研究ユニット
トーマス・ブッシュ

冷却原子技術の観点から、中性原子を使ったコンピューティング、センシング、シミュレーション、エネルギーの可能性を理解したいエンジニアや研究者などを対象とします。

技術シーズ開発プログラム2
量子センシング浮遊発振(FOQS)

量子マシンユニット
ジェイソン・トゥワムリー

超高精度センシングからのアプローチとして、慣性/力/磁力、GPSなしのナビゲーション、 統合/ミニチュア慣性センシング、フォース・センシング、ローテション・センシング、重力測定などを学びます。産業界における用途とニーズからのアプローチとして、車/電車/飛行機 慣性システム、鉱業における重力モニタリング/地震/水中動作などを学びます。 

技術シーズ開発プログラム3
量子通信のための
高効率単一光子源の開発

量子技術のための光・物質相互作用ユニット
シーレ・ニコーマック

冷却原子技術の観点から、低光量検出の技術者または研究者を対象として、単一光子計数、光ファイバー技術などを学びます。電子工学または画像工学技術者の観点から、画像処理およびデータ収集のエンジニアを対象として、光子の相関関係、高速な検出スキーム、空間光変調などを学びます。

技術シーズ開発プログラム4
高スケールな
単一量子ビット制御の実現

量子ダイナミクスユニット
デニス・コンスタンチノフ

微細加工技術の観点から、微細加工のための研究者や微細構造設計、微細加工技術者、クリーンルーム技術員などが対象となります。微細電子工学技術の観点から、微細電子工学の研究者、電子回路設計、電子回路技術者やFPGAプログラマーなどが対象となります。

技術シーズ開発プログラム5
量子暗号プロトコルの開発

ネットワーク型量子デバイスユニット
ダビド・エルコウス

情報理論、量子光学、コンピュータネットワークの観点から、情報セキュリティー、理論量子光学、数学、理論的コンピュータサイエンスなどの分野のエンジニアと研究者が対象となります。

技術シーズ開発プログラム6a
量子エッジ・コンピューティング
技術シーズ開発プログラム6b
ハイブリッド量子システム

量子工学・デザイン ユニット
ウィリアム・ジョン・マンロ

・技術シーズ開発プログラム6a
電気通信分野からのアプローチとして、電気通信のバックグラウンドを持つエンジニアおよび研究者、ネットワーク設計者、ネットワーク構築者、ネットワーク・トラフィックモデラー、システムおよびハードウェア設計者などが対象となります。産業応用ニーズからのアプローチとして、セキュリティ・エンジニア、ネットワーク・アプリケーション・エンジニアなどが対象となります。

・技術シーズ開発プログラム6b
マイクロ・ナノデバイス工学からのアプローチとして、量子テクノロジーに関心のある設計エンジニアおよび研究者、システム構築などが対象となります。産業応用ニーズからのアプローチとして、システム設計エンジニアなどが対象となります。

応用加速プログラム課題A
イオン‐光量子インターフェースの開発

量子情報物理実験ユニット
高橋 優樹

微細加工の観点から、微細加工の経験をもつ研究者や技術者を対象として、MEMS、フォトリソグラフィー、Si/SiO2のドライ/ウェットエッチングなどを学びます。レーザー加工の観点から、レーザー工学、レーザーアブレーション、光科学の研究者や技術者などが対象となります。

応用加速プログラム課題B
独自の機械学習モデルを用いた
アプリケーション開発

量子情報科学・技術ユニット
根本香絵

機械学習モデルの観点から、AIの技術要素を支える研究者、ハードウエア設計、機械学習モデル設計、機械学習プログラマ、画像処理技術者などが対象となります。アプリケーションの観点から、セキュリティ技術者、ファイナンス・アナリスト、異常検知システム技術者などが対象となります。

応用加速プログラム課題C
超低ノイズマイクロ波増幅器の
開発と量子技術への応用

サイエンステクノロジーグループ
(Hybrid Quantum Device Team)
久保 結丸

微細加工の観点から、微細加工の経験をもつ研究者や技術者を対象として、MEMS、フォトリソグラフィー、Si/SiO2のドライ/ウェットエッチングなどを学びます。レーザー加工の観点から、レーザー工学、レーザーアブレーション、光科学の研究者や技術者などが対象となります。

FEATURES プログラムの特徴

OISTの研究室に所属して
実習できる

実習期間中は受け入れ研究室に所属し、教員・研究員・ポスドク等と一緒に活動します。自身の実習テーマだけでなく、研究室内の他の研究テーマについても学ぶことができます。​​​

国際的な環境で
実習ができる​

OISTの研究室では多くの方が海外から来ています。学内では英語が公用語となっており、日本にいながらさながら海外留学のような体験ができます。

共同研究や共同開発の
きっかけにも​

実習内容に関連して、OISTとの共同研究や共同開発に繋がる可能性もあります。実習期間については、必要な場合には双方調整を行い、延長することも可能です。

PARTICIPANTS 受講者の声

村瀬 秀明

株式会社東芝
東芝研究開発センター 先端デバイス研究所 集積化デバイスラボラトリー

実習日程 2025年度内に開始・終了できる6か月間。詳細は調整となります。
実習会場 OIST(沖縄科学技術大学院大学)​
〒904-0495 沖縄県国頭郡恩納村字谷茶 1919-1
お申し込み・お問い合わせ https://vb.wufoo.com/forms/m1ib7ju06e61qp/

OPERATION 運営

代表研究機関

  • 沖縄科学技術大学院大学

共同研究機関

  • 一般社団法人量子技術による新産業創出協議会

  • 株式会社スキルアップNeXt